あたしの涙腺は緩みっぱなしだった。

あの女に会って、あたしは壊れたんだ。

あの女はあたしを必要ないと言った。

あたしにとってもあの女は必要ない。

今のあたしには”必要だ”と言ってくれる人がいる。

それだけで充分だ。

「落ち着いたか?」

「うん。ありがと。」

何分経っただろう?

こんなに涙は出るんだってくらい、あたしは泣いた。

「あのさ...メールに書いてあったこと本当?」

「えっ?」

「”最後に1つ”って...。」

あーー!!!!!

そういえば、あたし告白してた!!!!

恥ずかしっ/////

あたしは恥ずかしくなって下を向いた。

それを肯定と判断したんだろう。