しばらくして、修太くんは体を離した。
「修太くん。ごめん。それでもあたしは生きてちゃいられない。」
生きてるわけにはいかないんだ...。
あたしはカッターをもう一度手に取り、刃先を当てた。
「おい!やめろって!」
修太くんは、あたしの手からカッターを奪おうとする。
「離して!あたしは生きてちゃいけないの!あたしが生きてるとみんな不幸になるの!」
あたしは切ろうとする。
「やめろって!死んでどうすんだよ!」
「いいの!あたしのことは放っておいてよ!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…