「うん。
てかやっぱこの3人がいいわ。」


それは私も思っていたこと。
口にださないけどきっと唯斗も。


「なんかごめんな。
俺が彼女できてから3人でいる
時間が減ってしまって。」


「別にお前のせいだけじゃないだろ。
俺と桃華にも問題があったしな。」


「そうだよっ!!」


「2人ともありがとう。
また、昔みたいに仲良くしようぜ。」


翔のその言葉を聞いた瞬間
今まで我慢していた涙がこぼれた。