私はいつの間にか走り出していた。
私たち3人は幼なじみ。
なので家は結構近い。


「はぁ…はぁ…」


ついた…。
久しぶりにきたなぁ。
翔の家。


「ふぅー…」


息を整えて、乱れた髪をなおす。


「よしっ!」」


気合いを入れてインターホンに
ゆびを近づける。


「桃華…?」