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あ...もうすぐミスコンの時間だし....
きっとヒドイ顔をしている。
こんな顔じゃ...行けるワケがない
あーあ....
あれじゃ京と別れたようなモンだよね...
宮原クンにはまた避けられるし
最悪だ.....
宮原クン..
アタシのこと軽蔑してるよね.....
....そうだよね...
好きな人に嫌われるって
こんな苦しいんだ。初めて知った。
今までまともな恋愛なんて
してないからなぁ....
「天内さん!!」
「なんで....来てんの?
....宮原クン」
クラスのカフェの格好のまま
息を切らして、汗だくになって...
そんな彼が
宮原クンがアタシの前にいる...
「ミスコンッ...ハアッ...出ないのッ..?
出るって聞いたのに
出てこなくて...」
「出ないよ。」
アタシは、はっきりそう答えた。