俺は、相沢さんにどうしてもと誘われて遊園地に来ていた。
「宮原君。何乗りたい?」
「いや、相沢さんが乗りたいのでいいよ....」
「じゃあ、ジェットコースターは?
宮原君、大丈夫?」
「うん、大丈夫。行こっか」
正直、俺は相沢さんを利用していた。
天内さんへの気持ちを早く消したかった
あの日。天内さんと京がキスしていた日から俺の天内さんへの気持ちは強くなっていった
いや...と言うよりも、嫉妬をしている
何度も触れたかった唇に、長く他の男の唇を重ねていたことに
「宮原君、行かないの?」
「あっ...ああ...ゴメン。行くよ」
今でさえ天内さんのことを考えてしまっている俺は....
どうすればいい....?