夏休みになり、京とつき合い初め約3,4週間


宮原クンへの思いはかなり薄れていっていた



「累。宿題終わった?」


「終わったよ♪すごいでしょ?
 始まって1週間で終わらせたよ」


「おぉ~なんか珍しいな」


「京といる時間を増やしたいから」


「えっ...?」


「京といる時間を増やすために少しでも早く終わらせとこうって思って」


「なにそれ....嬉しい」


でた。京の子供っぽい笑う顔
アタシが京を好きになった理由の一個


学校では格好いい笑い方しかしない


アタシの前だけでしてくれる


“特別”


「累。今度遊園地行こうよ」


「えっ...ホント?」


「ホント。」


「久しぶりに京と行くから嬉しいなぁ...」