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「俺、やっぱり相沢さんのこと
 天内さん以上に思えないよ。」


翌日の放課後。
俺は相沢さんを裏庭に呼び出した。


「あんなことしても?」


「うん。そーみたい」


結局、俺は天内さん以外愛せない。
ダメなんだ、天内さんじゃないと。


「まあ、いいよ
 私、こうなること予想できてたし」


「え...?」


「キスはできなかったけど...
 それ以上のことできたし
 もういいよ。」


相沢さんは...強いなぁ.....
俺にはきっとできないのに.....


「でも...本気だったよ。宮原君のこと」


「そっか...ありがとう。嬉しいよ...
 そう言ってもらえるだけで」