泉堂君と啓志君と3人で端っこにあるテーブルで取ってきた料理を食べている。
「桜華って、いつもこんな事してるの?」
啓志君が周りをキョロキョロと見回している。
「さぁ?私も初めてだから…。」
「亜由美、もっと取りに行くか?」
私の手から空になった皿を私から取り上げる。
「お前…ちょっと話しただけだろ?」
呆れる啓志君。
意味が分からず、啓志君を見ると面白そうに笑っている。
「こいつがこんなに独占欲が凄いとはね。」
「うっせぇ……啓志、とっとと探ってこいよ。」
不機嫌になった泉堂君に気にもせず、楽しそうに離れて行った。
岳君は真ん中のテーブルで女の子達に囲まれ楽しそうに笑ってる。
啓志君は少し離れたその隣のテーブルに近いて行った。