そんな亜由美に少し表情を緩める。


そうだ…。
「俺も行く。」

「えっ?…でも…。」


困った顔でオロオロする。


「会長に聞いてみないと……。」

「一緒じゃないと行かせない。」


あの女…なんか気にくわないんだよな…。



迷う亜由美に有無を言わせず、家に迎えに行くと告げた。



少し楽しみな俺。

亜由美とパーティーって…なんか恋人って感じじゃね?


内心ウキウキしながら、亜由美の家の前で抱きしめてから別れた。