知らないうちに彼女を毎日見つめるようになった。


そのうち彼女が桜華女子の生徒で毎朝男の子を保育園に送っていると解った。
多分、弟だろう。


彼女が『和也』と呼ぶ声、自分を呼んで欲しいと思った。


名前も知らない君を好きになった。



彼女を捕まえる事に決めた。