勢いよく名前とメルアドを聞いた。


『藤崎 亜由美』

心臓がドクドクする…。


戸惑う彼女を無視して強引にメルアドを交換した。


顔がニヤつきそうになるのを堪え、彼女の手を掴んできた電車に乗り込んだ。