「何なの…。こんなの和哉じゃない!。私が好きになった和哉じゃない!。… もういい、馬鹿みたい!!」



真奈は顔をしかめ、俺を睨み付け鼻をならして公園から出て行った。


「はぁ…。」


楽しい一日になるはずだったのに…。
離れて行った亜由美の後ろ姿を思いだし、胸が締め付けられる。

今から会いに行ったら、会ってくれるのだろうか…。
躊躇する気持ちを奮い立たせ、公園を出る。