別れを惜しむ友達。



写真を撮ったり、抱き合ったり。






「待ってんじゃない??」






私が視線を向けた先には、スーツを着た小早川が立っていた。




心の中には、亜沙子への愛が溢れているようだった。




今にも泣いちゃうんじゃないかと思うような表情だったんだ。







「一緒に来てくれる?」




「もちろん!!」






私は亜沙子と手を繋ぎ、小早川の元へと駆け出した。