―ユッキーVS陽菜―
夏休みが終わろうとしていた。
受験勉強は、頑張っているけれど・・・・・・
頭の中は王子のことでいっぱいだった。
仲直りをしてからの王子は、今までよりも優しくて、マメで。
時々、夜に顔を見に来てくれたりもするようになった。
少ししか会えないけど、寂しくなかった。
心と心がガシっと繋がっている気がした。
気がかりは、ユッキーとのこと。
完全に私を避けているようだった。
あれからも、何度か王子に電話がかかってきているらしい。
あきらめる気はなさそうだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…