「お前ら、相変わらずうるせぇな。ガキ!!」





背後から聞こえた声・・・・・・





「まさか、バカ山田?」





私と亜沙子は顔を見合わせた。






「バカじゃねーっつうの」




片手で髪をかきあげてかっこつけている男子が立っている。


ふてくされた表情を無理に作っている。


でも口元はニヤけていて。