考えてみれば、私と疾風が付き合ってたことって月がすっぽんになっちゃうくらいありえない事だもんね・・・


疾風が私の事好きって思ってたのも、私が舞い上がってただけかもしれないし・・・


そもそも付き合うどころか私の一方通行だった気がす・・・


「おいっ!!」

「あ・・・はい?」


なんで私・・・敬語?


・・・疾風・・・怒ってる?
それとも・・・悲しんでる?


そんな顔しないでよ・・・


「もう一度聞くぞ・・・」