「テメェ何言ってんだよ・・・」

「俺はまだ叶愛を忘れられない・・・叶愛が好きなんだ」


ヤメテ・・・・


「叶愛しか好きになれない・・・」


ヤメテヨ・・・・


「叶愛を取り戻しに来た」


私はその場にいられなくなり、走って教室から出た。


「叶愛っ!」


疾風が走って追いかけてきてくれた。

嬉しかったけど、今は会いたくない・・・


全速力で逃げたけど・・・ダメだった・・・
腕をつかまれ、抱きしめられた。


「いやっ!!」


抵抗していると、疾風は私に強引にキスをしてきた。