#綾哉#


パタンっと扉が閉まる音がした。


出てきたか。



架穏がヒョコッと角から
顔をだす。


綾「あがったか。
気持ち良かったか?」


おいで…と手で呼ぶ。


するとヒョコヒョコと
近づいてくる。


俺がぴったりの白のTシャツは
肘より下に袖がきて、
衿元は、ゆるゆる。


スウェットもブカブカで
こけてしまいそうだ。


まるで子どもみたいだけど

濡れた髪が
凄く色っぽく見える。