走りだそうとする俺の 腕を掴む彩…。 綾「はなせ…。」 彩「やだ。話を聞いてくれるまで離さない…。」 振り返り、 架穏を探す…。 いない…。 あいつがまっすぐ 駅に行けるわけがない。 一秒でも早く 追いかけるために コイツの話を聞くことにした。