綾「俺の席は…。」
キョロキョロ見回していると
絢「綾哉ぁ。お前
まじ、来るのおせぇ。
どんだけ待たせんだよ!!」
そう言い、
ぶちぶち文句たれてるのが
俺の親友。
八神 絢斗。
金髪にワックスでたてた
ツンツン頭にピアス。
顔立ちは、巷で言う
イケメン。
見た目は、ヤンキーだけど
すげぇ、人思いの
優しいやつ。
綾「なぁ。おれの席は?」
絢「あー。
お前の席1番後ろの
窓側。それに!!
お前の隣!誰だと思う!?」
綾「誰?」
1番後ろの窓側かぁ。
いい席だなぁ。
なんて思っていた。
絢「なんと!!
あの、山梨 架穏ちゃんだぜ?
いいなぁ。変わってくれよ。」
あっ…。架穏なんだ。
ちょっと嬉しいかも…。
てか、なんで
コイツが架穏の話しなんて…。
知り合いか??