そっと
白い肌に触れ、
赤い斑点を見てみる。


完全にキスマークだ…。


野郎…。

ムカついてきた…。


フッと優しく
マークにふれる。


すると、


ビクッと体を揺らす架穏。


さっきも思ったけど、
架穏って感じやすいよな…。


なんて思いながらも、


またいじめたくなってきた…。

あの可愛い声が聞きたい…。


俺ってSだったんだ…なんて
思いながら、
架穏が弱い耳元で、


綾「なぁ。俺のキスマークか
あいつのキスマーク。
どっちがいい?」