予想外の答えが返ってきたようで、コーハイは少し(ほんの少し)戸惑いながらも、最高にイケてる笑顔で、あたしを見た。 その笑顔を見たときに、なんだか甘い心地が広がって、幸せだった。 あぁ、きっとあたしは、 コーハイのことが、好きなんだ。 今、隣を歩いている、コーハイのことが。 暑い夏の八月。 あたしは病気にかかったみたいだ。