―――――……
「ねぇ、お父様?私、心の底から月夜くんのことが好きなの。でも彼は、全然振り向いてくださらなくて…。」
「月夜くんというのは…桜崎月夜くんか?」
「えぇ。どうしたらいいのかしら?私、もうわからないわ…。」
「そうか、可哀想に。…よし、お父さんがなんとかしよう!」
「本当!?お父様っ!」
「あぁ、任せなさい。必ず、月夜くんと君を婚約させよう。」
「まぁ、素敵っ!ありがとう、お父様。」
「はっはっは!私はいつでも紗菜の味方だよ。」
――――――――
――――――
――…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…