「・・・・・・なにコレ??」


完全に勘違いをしていた俺は、少女の行動にキョトンとしていた。





「鍵よ」



「・・・・・いや、んなもん見りゃ解るわ!!これが何だっつってんだよ!!」


ようやく正気に戻り、喚く。




「ここを見て」



「あ゙?」



少女の小さな白い手に、綺麗な瑠璃色のガラスが光る。俺はそれを覗き込んだ。