そっとベットに寝かせ、布団をかける。
「おやすみ…」
そう、言ってドアを閉める。
バタンッ
急いで、リビングに行く。
勇作が、何かやらかしてないか、不安だ。
「わぁ!!」
突然、横から誰かが脅かして来た。
「わっ!!」
驚いて、横に倒れる。
「いったぁ…」
髪を、かきあげながら誰か確かめる。
恭平だ…
恭平は、成功したー!!っとキャッキャッっと飛び回っている。
幼稚園児以下か…
っと思うぐらいの、喜びよう。
「涼子ちゃん…寝てんだろ…静かにしろよ!」
っと、翔が、恭平の頭を、ぽこっと殴る。
「ごめんなさぁーい…」
ショボンと、当たり前のように、ソファーの端で、いじけている。
「もう…あんまり怒るなよ。こうなるとめんどくさいん、だよ。」
っと、勇作が、二人が、グサリっと傷つくことを、言う
「………」
それを聞いた恭平が、スッと顔を上げて、勇作を睨み、またいじけ始めた。
「ほら…もっとめんどくさく、なるじゃん…」
竜也が、コソッと言う。
なんなんだよ…この、今時小学生でも、しない、幼稚な喧嘩は…。
「もう、辞めようぜ。今時、小学生でも、しないぜ」
俺がそういうと、今まで何もなかったみたいに、部屋で、くつろぎ始めた。