今日は、新曲のレコーディングだ。
「自分の、パートのところ、自分の好きなように歌っていいよ、一様元の歌詞はあるけど、意味が合うならいいよ。まぁ、和也くんは歌い出しだから、関係ないけどね。」
自分で歌詞を考える…
「なぁ。どんなにする?俺、お前の次だからさ、意味あってないとやばいじゃん?」
翔が、聞いて来る。
どんなにする?…っと言われても、まだ言われたばっか…
「まだわからんな…わかったらすぐ言うわ!」
そう言うと。
翔は、了解!っと歌詞を作り出した。
俺…どうしようかな?…

「皆の歌詞いいね!グッとくるよ!あんまりこういう、穏やかな曲は、歌わないからギャップがあっていいとおもうよ!」
歌詞を見ながら言っている。
「じゃ…なるべく早くやりたいから、音が頭に入ったらやろう!入ったらおしえて!」
そう言って、自分の休憩室に、戻って行った。
あんまり、このディレクターには、会ったことがない…
「練習しよ!」
勇作の、言葉で、皆がそれぞれ練習を始める。


「よし!!」
そう言ってレコーディング室に入る。


終わったー!!
今日は、今まで中で一番早い!それより、この曲涼子聞いたら、喜ぶかな?
CDを、持ちながら建物を、出る。

「ただいま~」
「おか…」
涼子が、返事をする前に、CDを差し出す。
「これ、ハァハァ…聞いて見て!」
走って来たせいで、息が荒い。
「うん!新曲?聞きたい!」
涼子は、CDをもってプレイヤーにいれる。
曲が流れ出す。
「これって……」
涼子が、震える声で言う。
「自分のパートは、自分で、作詞したんだ!」
「じゃ…これは、和也さんが?…」
歌詞カードを、指差しながら言う。
「ああ…」
「すごい!!すごい、いい曲だね!!」
泣き笑いの顔で言う


勇気

人には、勇気の種がある
泣けば泣くほど、種は育って行く
その種からは、きっと綺麗な花が咲く
だから、今の苦しい時でも
諦めないで、諦めなければその花はきっと咲く
綺麗な花が

花が咲いたら、枯らさないよう
時々は、悲しい事がある
でもそれは花を、維持させるための手段
だから、涙を惜しまないで
貴方にも、きっと花が咲く、
咲く時期は違うかもしれないけれど必ず咲くから
その花は