おばあちゃんの言っていた事は本当だった。
今、私は花が咲いているところなのかな?。
そうなら、枯らさないよう、大事に育てよう。
そう誓った。
「よかったなぁ!…仕事、共に頑張ろうな!」
つと、私の頭をゴシゴシ撫でながら言った。
「…うん!…」
お母さんと、お父さんにも、言いたかったな…
和也さんは、それを、悟ったのか。
「大丈夫…」
っと、言った。
トンッっと、和也さんが、私を引き寄せる。
和也さんの、温もりが、伝わってくる。
「行こっ!」
そう、笑顔で覗きこんで言ってくれた。
「うん!」
笑顔で返す。