ガラッ
体育館倉庫の、扉を開ける。
!!!!!!!
そこには、メンバーが、紐で縛られ、一人一人にナイフが突きつけられていた。
「あいつは?」
リーダーらしき奴が言う。
「涼子は、ここには来ない。」
その言葉が、合図の様に俺は、取り押さえられた。
「う……」
床に、押さえつけられる。
「どこにいるか言わないと、あんた、死ぬよ?」
そういい、ナイフで、頭を、なぞる。
「言う…もんか……」
「ふぅーん…ならいいや、…こいつ、起こせ。」
その言葉で、俺は、立たされる。
「ちゃんと、助走をつけて刺してやるよ…一回で死ねる様に…」
その言葉でメンバーたちの目が見開いた。
「んーーー!」
口は、ガムテープで、塞がれていながらも、懸命に、俺に何かを訴えている。


その頃。
「う…」