約束の、場所に着く。
「電話して見るな?」
涼子に、一言掛け、とりあえず、勇作に、電話をかける。

「もしもし?。今どこだよ?」
ちょっと不機嫌そうに言う。
「ああーここ?……どこだろうねぇ?」
!!!!!!!
声が、違う。
勇作じゃあ、ない…
「お前…誰だ…?」
低めの声で言う。
「言う訳ないじゃん! アハハハッ…面白い。その顔…」
顔?俺の顔なんて見れる訳が……
周りを見渡す…
!!!!!!!
「監視カメラか…」
そこには、他の監視カメラとは、違うカメラがあった。
「そこには誰がいる!?」
「ああー……お前以外の4人…フフフッ…一人は気絶しちゃったけど…」
「お前……」
その時、俺の、シャツを涼子が、つかんで引っ張る。
何かを察したのだろう。
俺は、涼子に、口パクで、あとでね…っと言うと通話に戻った。
「お前の…目的は?」
「とりあえず…その子を渡してもらいたいな?。…」
「何で…何の目的で…」
「その子に、森永っと、言えばわかるよ。その子がどんな状況かも。」
俺は、通話口を、手でふさぎ。
「森永って、やつ知ってるか?」
っと、涼子に、聞く……
すると。
「あ…あ…ああ…」
っと、震え出したかと、思うと気を失った。
「涼子!」
俺は涼子を片手で支え通話に、戻った。
「どうゆう事だよ…」
怒りに満ちた声で言う。
「俺らが、そいつを自殺へ追い込んだんだよぉ〜。んで、そいつが学校をやめるって聞いたからさぁ~、最後にねぇ。…」
!!!!!!!!!
怒りで大声を上げそうになるのを、懸命に抑える。
「どこにいけばいい?」
「ああ…うんとね、そいつの通っていた、学校の、体育館倉庫、警察とかにいったらどうなるか、わかるよね?」
「ああ…」
そう言って、電話を、切る。
涼子を、おんぶし車に向かう。

キュッ!
っと、車を止め、涼子を、体育館倉庫から、死角になるところに寝かす。
「待ってろよ?…」
そういい体育館倉庫に、向かい一歩一歩ゆっくり進む。