慌ててボールを拾おうとすると、彼も拾おうとして

手が当たってしまった。

一瞬にして私の顔が赤くなったのが自分でもわかった。

慌てて顔をしかめた私に、彼が私に「ごめん」と話しかけてくれた。

正直うれしかった。

わたしも「ごっごめんなさい」と慌てていった。