私は思わず、「え?」と言ってしまった。

彼は、私に言ってきた。

「お前といると楽しいから俺んち泊まってかね?」

「と・・泊まると・・し・・してもですねー、親に電話しなきゃ駄目だから、
電話していい?」

「おう!」

静かな部屋に呼び鈴だけが鳴り響く。

そして、お母さんが出た

『もしもし、今日友達の家に泊まってもいい?』

『あー、今日は全然いいわよー!今日お母さんお父さんに服買ってもらったから超ご機嫌なのよ!』

『あー、そうじゃあ今から着替え取りに行くから』

と、言った瞬間彼が「俺の服借してやるよ」

「え、いいの?」

「取り行くのめんどくせぇだろ」

「まぁね」

『やっぱ取りいかない、貸してくれるって、ばいばい』

ブチツ