「何なんだろうね、あいつ等。」




「さぁ?」




亜衣琉の話にそっけなく返す私。




「多分…雷神じゃないかな?」





「何?架凛知ってるの?」





「まぁ…それなりに。彼らも有名人だよ……って、見て亜衣琉。」




「え?…ぁあ。」




私がすでに寝る体勢に入っていた。





「ま…仕方ないか。優莉寝るの?」




「ん。」




「わかった。」





それから2人は静かに私を囲うようにして座り、話していた。
けど、私は夢の中。