「2人とも、顔怖いから。彼らに否はない。」



「そりゃそうだけど…。」


亜衣琉がｼｮﾎﾞﾝとする。
私が笑顔で頭をﾎﾟﾝﾎﾟﾝとしてやった。



「優莉がそう言うんだから、ｼｶﾄしとこう。」



架凛が真顔でそう言う。
全然納得してないじゃん、と言う突っ込みはあえて言わないでおこう(苦笑)





「おーはよ☆なんで昨日休んだの？」



圭が話し掛けてきた。
私の代わりに架凛が話す。




「関係なくない？…」



"つーか、ｵﾏｴらのせいだし"と、亜衣琉が小さな声で言う。



「え？何？亜衣琉ちゃん？聞こえなかった、ｱﾊﾊ」




圭の言葉に亜衣琉は眉間に皺を寄せる。
架凛がすかさず言う。




「なんでもないから、私達に話しかけないで。お願いだから。」



「えー……。」



海斗がふてくされ、席に着く。
代わりに今度は玲沙が来た。