「ホント凄いよね、あの光景。」



架凛が半ば呆れ口調で話す。




「うん、私達には関係ないでしょ。」



亜衣琉が私に微笑みながら話す。
ホント可愛いのに…私のせいで男がつかない。
架凛もか…。
こういう時改めて反省してしまう。







外の歓声がだんだん教室に近づいてくる…。
"ハァ"と私が溜め息を漏らすと2人が苦笑い。






「あーーーー!!!!!!」




煩い……




架凛と亜衣琉は声のした方に顔を向けた。




西野海斗……。
朝からウザイ。
2人とも殺気だたせ彼らをガン見。