「よーう!!オマエら強いなー(笑)」




後ろから声がしたが私は振り向くこともなく歩く。




架凛と亜衣琉は頭だけ下げて私の後を追ってきた。






声を掛けてきたのは雷神の1人だった。




チャリに乗ろうとした時、彼らが寄ってきた。




「待ってよ~!!そんな警戒しなくても俺ら何もしないから☆」





可愛らしい顔で架凛に話かける彼。
黒田圭-クロダケイ-




「あ…そうじゃないんだよね…ね?」




架凛が困って亜衣琉に助けを求める。




「なになーに?」




このKY的な元気な彼。
西野海斗-ニシノカイト-





「優莉…。」




ハァ……。





「何。」
不機嫌で振り向く。





「優莉ちゃん達喧嘩強いね…?ニコ」



優しそうな彼。
宇佐美玲沙-ウサミレイサ-






「別に。」




「おい、明日も学校来るのか?」






クールに話すこの容姿端麗な彼。
水谷潤-ミズタニジュン-





「さぁ?」




「来いよ。」





なんでこんな奴にそんな事言われなきゃいけなの?
むかついてきた…。