「いや、知んね。興味ねぇ」

食べ物が来た篠原は話には興味が無くなっていた。

「おっと二人の邪魔しちゃった!また呑もうなー!」

外で仲間を待たせてたのか相手に手を挙げている。

「あいつ久しぶりに逢ったな。もう台無し」

一気に周りの空気一変しちゃったもんな。
好奇な目で見られてんじゃん。

「ここにいる奴等も俺達も何も変わんねぇよ」

またもや頬にケチャップをついてるのをとってやる。

「俺達だって好きな事して笑って喧嘩して調子乗ってんだ、変わんねぇだろ」

俺って何にこだわってたんだろう。