「合コン行きたい奴いるか?」

篠原は、騒いでる3人に声を掛けると、ピタリと止めてソファーに集まる。

「行かねぇーに決まってんだろ。ブスが行かしてくんねぇよ」

口の端をつりあげて笑った。
当たり前のように隣に座ってニヤニヤと私を見てきやがる。

「どんだけ自意識過剰なんだよ…」

「ナイス☆自意識」

忍は親指立てて満面な笑顔で伊崎を見ていた。
忍の笑顔は無邪気な子供みたいに笑うから癒される。

「てめぇ、一人なら一発で終わらしてやるよ」