女の子達も反応してホームに一瞬、視線を向けて何もなかったかのように二人は、また会話に戻っていった。

知り合いとかじゃなかったんだ。誰かと間違って呼んだのか?

後ろから聞こえてきたのは俺の思っていたのと違った。

「お前、何声かけてんだよ」

「知らねー奴じゃん」

「よくやるわ」

耳障りな笑い声が聞こえてくる。ただの調子乗りか。
あんなのまだいんだな。
若いっての?一人じゃ何も出来ねぇタイプだな、あれは。

俺らってそんなのされた事ねぇかもしんねぇな。

どんな気分なんだ?