「せんぱーい!」
忍の声に篠原は顔を上げたと同時に松橋も声のある方へ振り向く。
思いっきり手を振って近付いてくる忠犬・忍。
祥太の方へ視線を移すとギョッとさせられた。
忍海高一の白のYシャツが似合う祥太の服は真っ赤に染められていた。
「お前…それ…」
「ああ、これ俺のじゃないよ」
女なら惚れそうな笑顔で言われても逆に怖ぇよ。
「シノの事、バカにしたからムカついちゃったんだよね」
可愛く言っても赤く染まった服を見たら無駄だろ。
「三年連中やり方が汚いっす」
忍の声に篠原は顔を上げたと同時に松橋も声のある方へ振り向く。
思いっきり手を振って近付いてくる忠犬・忍。
祥太の方へ視線を移すとギョッとさせられた。
忍海高一の白のYシャツが似合う祥太の服は真っ赤に染められていた。
「お前…それ…」
「ああ、これ俺のじゃないよ」
女なら惚れそうな笑顔で言われても逆に怖ぇよ。
「シノの事、バカにしたからムカついちゃったんだよね」
可愛く言っても赤く染まった服を見たら無駄だろ。
「三年連中やり方が汚いっす」