「何処行ってたのー?」

麻雀しようと思ったら1人足んないからどうしようかと思ってた所だ。と祥太は麻雀卓まで連れていく。

「電話したんっすよ」

「悪い。気付かなかった」

案外、いい牌が来てない事に眉をしかめる。

「伊崎といたから気付かなかったんだよなー」

順番が回ってきた祥太は自分に指を指して「俺?」と言いながら麻雀牌を手に取る。

「ちげーよ!あいつと一緒にいるぐらいなら死んだ方がマシだ!」

篠原は眉間に皺を寄せて牌を捨てた。私と一緒で、いいもんが来てねぇな。

「あらら、素直じゃないな」

「松橋先輩は忍海高1のツンデレっすね」