「で、どうしたんだよ」

煙草を手に取り火を点ける。
風が紫煙を消していく。

「5人集めるからお願い。って言われた」

「素直に頷いたのか?」

コクリと真山は頷いた。
私は煙草の灰を灰皿に落としながら溜め息が出た。

「バッカじゃないの」

バッサリ切り捨てた祥太。

「昼飯買ってきましたよー!」

「おかえり。あれ?変なもん拾ってくんなっていつも言ってるでしょーう」

忍と篠原の後ろにいるのは、面倒な時に来た伊崎だ。