「おー…、親の服を着てる子供みてぇーだ」

「それ以上、言ったらぶん殴るからな」

真山は、珍しいものを見るかのように篠原を見つめてる。

まぁ…、珍しいんだけどな。

「はっ!チビも大変だな」

「糞犬!表出ろや!!!」

普段なら笑って冷静な発言をする篠原が、食い物と賭事以外でここまでキレるのも珍しい…いや、キレるな。

「あれ、どーした?」

ただ笑って眺めてる祥太に声をかけた。