「ひっでぇ~な。
俺でも泣いちゃうぜ?」

「夏になるにつれて夜になると鳴き出すもんね」

いつにも増して祥太が黒い。

虫扱いされている燐高の草太。こんな姿を燐高の奴等が見たらショックだろうな。

隠れていたつもりでいたらしいが全員気付いていたが害が無いだろうと無視をしていたが…、ここ最近、ずっとこの調子で続いていた。

所謂、ストーカー状態になっている。

とうとう、祥太が限界を達したみたいだけどな。

「先輩が腹減ったみたいなんで買い出し行きますけど何かいりますか?」