「いいの?」
真っ直ぐ俺の目を見て逸らさない。嘘の無い目。
「けど、まだお前と何処かに行きたいし楽しみたいし、その気持ち、もうちょい仕舞っててくんねぇか?」
何で、こんなにかっこいいんだよ。
何で、俺に殺されてもいいって思ってんだよ。
「……シノ」
「俺の我が侭も、たまには聞いてくれ」
大分、我が侭の篠原が¨たまに¨って何言ってんの。
「じゃあ、篠原を殺すのは我慢する」
「そか」
短くなった煙草を投げ捨てた。横顔しか見えないけど、きっと口の端を歪まして笑ってる。
「ねぇ、シノー?キスしていい?」
●end…………………●
真っ直ぐ俺の目を見て逸らさない。嘘の無い目。
「けど、まだお前と何処かに行きたいし楽しみたいし、その気持ち、もうちょい仕舞っててくんねぇか?」
何で、こんなにかっこいいんだよ。
何で、俺に殺されてもいいって思ってんだよ。
「……シノ」
「俺の我が侭も、たまには聞いてくれ」
大分、我が侭の篠原が¨たまに¨って何言ってんの。
「じゃあ、篠原を殺すのは我慢する」
「そか」
短くなった煙草を投げ捨てた。横顔しか見えないけど、きっと口の端を歪まして笑ってる。
「ねぇ、シノー?キスしていい?」
●end…………………●