「うん!大凶!でも、そんなの気にしててもダメだよね!!」

「う、うん。まあそう、だよね…。うん。気にしないのが1番だよ!!」

「だよね~!だって私には、有川君がいるんだもん!!」

「ちょっ!姫香ちゃん!声大きいって!!」

「え?」

私たちが話していたすぐ後ろには吹奏楽部の副部長さん、折田春ちゃんが立っていた。

「ひ、姫香ちゃんってありけんのことがす、す…。」

「うわあああぁぁぁ~!!」

私って、なんでこんなにバカなんだ~~~!!!