「ねぇ涼哉、」


「‥‥なに」


「何読んでるの?」


「‥‥夏目漱石のやつ」

「‥‥ふーん」



私は何読んでるのって聞いた
んだけどね、


夏目漱石は書いた人だよね。


今日は久しぶりに二人とも
仕事が休みだから家で
ゆっくりしようってゆうことに
なったから涼哉の部屋にいる