入学式。
俺は優奈に一瞬で目を奪われた。


なんか周りの女と違うものを持ってる気がしたんだ。


初めて運命というのもを感じた。


俺にはこいつしかいないって。


でも、絡む機会がなくて1年生が終了。


2年になり、クラス発表のときは目を疑った。


何度も何度も自分の目を擦った。


だって、俺の名前の5個上にあいつの名前があったから。


牧原 優奈。


嬉しくて何度も新に確認した。


新には、
「うぜぇよ、お前」
なんて言われた。


まぁ、そんなこんなで今に至る。