“もしかしてゴン太、木の上にいた?”

私に、首を傾げて聞いてくる。

“あ~、まぁそうですね・・・。”

曖昧に答える私に、いきなり申し訳なさそえな顔をする。

“うわ~、まぢか!ゴメンね。こいつ木から降りれないくせに、登るから。ケガとかなかった?”

そんな心配そうに言われても・・・。

てか、降りれないのに登るか?普通?