すると、美丈夫の隣にいた昨晩会った背の高い青年が笑い始めた。



「あっははは!これは一本取られましたね、土方さん」



「総司…、てめぇ…」



「まあまあ、怒らないでくださいよ。あ、初めまして、俺は沖田総司と言います」



沖田と名乗った青年は怒る彼を軽やかに無視し、美桜里に自己紹介をした。